◇MUDDY WALKERS
■天使にラブソングを… SISTER ACT
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スト−リ−デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)はカジノのステージで歌うさえない歌手。しかもマフィアのボス、ラロッカ(ハーヴェイ・カイテル)の愛人だった。奥さんと別れて結婚して欲しい、と願っているものの、プレゼントでもらった毛皮のコートに奥さんの名前が入っているのを見つけて怒り心頭。ボスに毛皮を突き返すが、そこで殺人現場を目撃してしまう。現場を見たものは生かしておけない、と豹変して愛人デロリスを殺そうとするボス。デロリスは刑事(ビル・ナン)の発案で、街中にある修道院に身を隠す羽目に。そこでは、これまでとは正反対の清貧な暮らしが営まれていた。辟易するデロリスに、修道院の院長(マギー・スミス)は一つの働きを持ちかける。 | ||
レビュー 夜の街で酔客相手に歌っていた歌手が、それとは正反対の修道院に身を隠す。その清貧きわまる窮屈な生活に辟易する中、歌を武器に、超へたっぴーな聖歌隊を歌って踊れるゴスペルクワイアに返信させてゆく。ある意味娯楽の王道をゆく、安心して楽しめる一本である。 | ||
MUDDY WALKERS◇