◇MUDDY WALKERS
■モスキート・コースト THE MOSQUITO COAST
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スト−リ−アリー・フォックス(ハリソン・フォード)は天才的な発明家でありながら頑固で人の話に耳を貸さない性格が災いしてか、農場主を相手に何でも屋のような仕事をしながら妻と4人の子供とともに細々と暮らしていた。管理社会を極端に嫌うアリーは環境を破壊し大量消費を続けるアメリカの行く末を憂い、ある日突然、家族とともに中米ホンジェラスのジャングル地帯にあるモスキート海岸への移住を決意。長男のチャーリー(リバー・フェニックス)、二男のジェリー(ジャドレーン・スティール)と双子の妹、そして妻を引き連れて、アメリカをあとにする。船旅では、同じくモスキート海岸で原住民にキリスト教伝道をしようとする宣教師一家と一緒になる。やがてモスキート海岸に着いたフォックス一家は、ジャングル奥地のジェロニモという村をドイツ人から買い、そこに村を開拓。アリーはジャングルを切り開いて、かつてからの夢だった巨大製氷機を製作する。「氷こそ文明だ」という彼は、製氷器でできた氷を原住民に見せて驚かせたかったのだ。ジャングルの村で自給自足の生活をスタートし順風満帆に見えたが、アリーは次第に落ち着きをなくしていく。もっと奥地の原住民に氷を見せようとし、いやがるチャーリーとジェリーたちを無理矢理駆り立てて山を越えていくが…。 | ||
レビュー すごい映画である。たしか村上春樹が絶賛していたのを何かで読んで、随分前にビデオで見たのだが、そのときは母と一緒に初めから終わりまで、あっけにとられていたという感じであった。とにかくハリソン・フォード演じるアリーという人物が、強烈なのだ。 | ||
MUDDY WALKERS◇