◇MUDDY WALKERS
■リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
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スト−リ−アリゾナ州に住むフーヴァー一家。成功のための「9段階プログラム」を開発して本の出版を夢見るがどう見ても負け犬にしか見えない夫リチャード(グレッグ・キニア)、空軍のテストパイロットになれるまで無言を貫く誓いを立てた息子ドウェイン(ポール・ダノ)、美少女コンテスト優勝を夢見るメガネっ子のオリーブ(アビゲイル・ブレスリン)、老人ホームを追い出され、家でこっそりヘロインを吸引する不良ジジイのグランパ(アラン・アーキン)。こんな崩壊寸前の家庭に妻シェリル(トニ・コレット)は自殺未遂をしたゲイのプルースト学者、兄のフランク(スティーブ・カレル)を引き取って連れてくる。険悪なムードの中での夕食後、リチャードはオリーブに留守番電話があったことを告げる。それは、美少女コンテスト「ミス・サンシャイン」への出場が可能になったという知らせだった。コンテストは日曜日、会場はカリフォルニア。飛行機代を出せないリチャードは、やむなくオンボロのフォルクスワーゲン・ミニバスに一家全員をつめこんで、コンテスト会場までの長いドライブに出かけることになるが…。 | ||
レビュー
みんな自分のことした考えていない、まるで協調性のない負け犬一家が、末っ子の美少女コンテストへ行く道中、様々な困難を乗り越えて家族の絆を取り戻していく…。アメリカ映画の定番ともいえるロードムービーで、見終わったあと、ほのぼの、心がぽかぽかになった!というレビューをネット上でいくつも見たのだが、私は残念ながら、あまりほのぼのとした気持ちにはならなかった。それはなぜかを書こうとすると、ある程度ネタバレをしなければならないので、これから見るつもりの人は、注意していただきたい。 | ||
MUDDY WALKERS◇