◇MUDDY WALKERS
■銀河鉄道999 THE GALAXY EXPRESS 999
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スト−リ−今から遠い未来のお話。地球のメガロポリスは究極の機械化文明を謳歌していた。富裕層は、機械の体をただでくれるというアンドロメダ星雲にある星へ行き、機械化された永遠の生命を手にいれている。貧しい人たちは、そんな都市の外側で、機械人間が楽しみに行う「人間狩り」に恐怖しながら生きていた。星野鉄郎は「人間狩り」で母親を機械伯爵に殺された怨みを晴らすため、銀河鉄道に乗って機械の体を手に入れる旅に出ようと、定期券を強奪する。警察に追い詰められて危機一髪のところを助けてくれた黒い服の美女はメーテルと名乗り、彼に、一緒に連れていってくれることを条件に、銀河鉄道999の乗車券をくれるのだった…。 | ||
レビュー
公開当時友だちと映画館で観て以来、これまで一度も再見したことがなかったので、「今みたら、どんなふうに感じるんだろう」と不安に感じる部分があった。それは同時期に大ヒットした『宇宙戦艦ヤマト』が、今ではすっかり色あせて共感を得るのが難しい作品になってしまったからである。しかし、それは杞憂だった。中学生だった当時は気がつかなかったが、ティーンズ向けのSFファンタジーの王道を行くこの作品、まさに世代を越える名作アニメである。 | ||
MUDDY WALKERS◇