◇MUDDY WALKERS
■エイリアン ALIEN
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スト−リ−宇宙船ノストロモ号は鉱物資源を採取して、地球に戻る航路についていた。冷凍睡眠中の乗組員が「マザー」コンピュータによって起こされる。地球圏に近づいたからだとみな思っていたが、調べてみると「マザー」が途中で航路を変え、銀河の果てにいた。知的生物が発していると思われる電波を受信したので、調査しろと言うのだ。パーカー(ヤフェット・コットー)とブレット(ハリー・ディーン・スタントン)は反対するが、アッシュ(イアン・ホルム)は会社との契約の中に「地球外生命の調査」を優先する事項があると指摘。ダラス船長(トム・スケリット)は惑星探査を行うことを決める。ダラス船長とケイン(ジョン・ハート)、ランバート(ヴェロニカ・カートライト)の3人が惑星の地表に降り、そこで化石化した異星人を発見。ところがそばに卵のようなものがまだ生きており、のぞき込んだケインの顔面に、奇妙な生物がべったりと張り付いてしまう。急いで戻ってきた調査隊の3人。船に残っていたリプリー(シガニー・ウィーバー)は検疫が終わるまでは船内に入ってはいけないと主張するが、なぜかアッシュがあっさりと3人を船内に入れてしまう…。 | ||
レビュー ホラーと言われるモノが大嫌いだった私が「SF」の部分に惹かれて初めて観たホラー映画。観た日からしばらくは恐くて恐くて、夜、一人でトイレに行くのも億劫になってしまったが、それ以上に、この映画に魅了されてしまった。コワイのだが、キモイのとは違う。飛び散る血や肉片で怖がらせるのではなく、人体に寄生して成長するエイリアンが、この船のどこかに潜んでいるという状況がコワイのだ。 | ||
MUDDY WALKERS◇