◇MUDDY WALKERS
■エアフォース・ワン Air Force One
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スト−リ−ロシア大統領の要請で、カザフスタンの独裁者ラデク将軍の逮捕を成功に導いたアメリカのマーシャル大統領(ハリソン・フォード)はロシアを訪れ、レセプションで「テロには屈しない」とスピーチをして大統領専用機「エアフォース・ワン」で帰国の途についた。このロシア訪問には、大統領夫人のグレース(ウェンディ・クルーソン)と娘のアリス(リーセル・マシューズ)も同行しており、ロシアから取材のためテレビクルー6人も搭乗する。離陸からまもなくして、テレビクルーは正体を表す。エアフォース・ワンを乗っ取って、大統領以外の全員を人質に、大統領にラデク将軍の解放を迫るテロリストだったのだ。マーシャル大統領はシークレット・サービスの手で脱出用カプセルに押し込まれ、カプセルは機外へ。大統領を見失ったテロの首謀者コルシュノフ(ゲイリー・オールドマン)は怒り狂い、ホワイトハウスにいるベネット副大統領(グレン・クローズ)に対して、30分ごとに1人ずつ人質を処刑すると通達してきた。一方、機外へ脱出したかに思われたマーシャル大統領は密かにカプセル放出前に機内に身を隠していた。大統領VSテロリストの熱い戦いが始まった! | ||
レビュー 舞台は一般人が決して見ることの出来ないアメリカの大統領専用機。そしてその大統領を演じるのが、ハリソン・フォード。それだけで、もうお腹いっぱいの映画である。何が起こってどうなって、最後はどうなるか、これだけでオチまで読めてしまいそうだが、それでいいのだ。最後は大団円!と分かっているからこそ、安心してハラハラ、ドキドキできるんじゃないか。そういう映画である。 | ||
MUDDY WALKERS◇