◇MUDDY WALKERS
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スト−リ−
19世紀末、誕生間もない明治政府は、南下政策をとるロシアと激しく衝突していた。まだ弱小国に過ぎない日本にとってロシアは敵にするには強大すぎる存在だったことから、総理大臣の伊藤博文(森繁久彌)は戦争を避けたいと考えていたが、参謀本部の児玉源太郎(丹波哲郎)は開戦をすすめ、ついに御前会議において開戦の決議に裁可が下される。 | ||||
レビュー
1980年代といえば角川映画の全盛期。また松本零士をはじめとするSFアニメ映画も花盛りで、そういう世界に心奪われていた中学生当時の私は、本作の公開は知ってはいたが、興味はなかった。まず戦争映画というものに馴染みがなかったし、どことなく右翼っぽいイメージがつきまとうので、敬遠していたということもある。しかし、さだまさしの歌う主題歌「防人の歌」はヒットしたし、おまけに体育祭の組体操の音楽に使われたのでよく覚えている。
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MUDDY WALKERS◇