キャプテンハーロック

第13話「死の海の魔城」

あらすじ
 地球からの3つ目の信号を探知したアルカディア号はサルガッソ海に向かう。海域で第二次大戦中の潜水艦や戦艦の攻撃を受けたアルカディア号は海底の魔城に辿り着く。

Aパート:サルガッソからの信号、亡霊船の攻撃
Bパート:海底の魔城、アルカディア号の秘密

コメント

 バミューダの次はサルガッソ海、実は同じ海域だが、作品の世界では別の場所になっており、北太平洋にあるのが7話のバミューダ・トライアングル、南太平洋にあるのが本作のサルガッソ海である。サルガッソ海は大陸棚や海嶺、海流の相互関係により水深が浅く、流れのない凪の水域として知られており、ホンダワラ属の海藻(ひじき)が繁るウナギの繁殖地である。
 ラフレシアが消滅した母星から地球に向かう旅を始めたのは5年前だが、女王の配下には降霊術のほか、時間を操れる者もいる。南太平洋に拠点を構えたアマンは過去の地球で用いられた軍艦で対抗したが、相手があのアルカディア号ではあまり意味のない作戦であった。戦艦武蔵を沈められ、居城に乗り込まれたアマンは時間を進めてハーロックと乗組員を眠らせることに成功する。過去は千年単位だが、どうも未来は時間単位の魔力しかないらしい。
 睡眠無用の42人目の乗組員、中枢コンピュータに魂を移していたトチローが起動してアマンを退治し、彼らは眠い目をこすりつつサルガッソ海から逃走する。帰り際に立ち寄ったのは、やはりまゆのいる浜辺だった。彼女が喜々として話す浦島太郎の物語に、ハーロックはアマンの悪行が日本で民話になっていたことを知るのだった。
 この辺の中盤エピソードは原作の記述も少ないか皆無で、スタッフが設定や一部原作を元に好き勝手に料理している感じである。面白い話もあれば退屈な話もあるが、後に語り草になる印象的な話もある。30話くらいまでの15話ほどはバラエティに富んだ話が展開されている。

評点
★★ 地名のミスは少々いただけない。(過去から連れてこられた)仮死状態の乗員ごとアマンを粉砕したのもどんなものか。



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