◇MUDDY WALKERS
機甲艦隊ダイラガーXV(1982) 各話レビュー | ||||||||||||||
■第51話「地下都市大激戦」 | ||||||||||||||
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■あらすじ | ||||||||||||||
ついにガルベストン本星の地下都市に突入したラガーチーム、並み居るバトルアタッカーを倒しつつ、ダイラガーはカポネーロの司令部に迫る。一方、テレスをリーダーに蜂起したゲリラはカポネーロと皇帝を追い詰めつつあった。 | ||||||||||||||
■見どころ 地下都市に突入したクウラガー、ガルベストンの地下都市は地表から地下奥深くまで伸びている巨大な建造物だった。地表からの放射能は地下も着実に侵し始めており、居住不能となったエリアから現在の居住区へ抜けた安芸は都市に軍事施設らしい施設を発見する。
ゲリラA 「怯むな!」
「ここを倒して、一刻も早く戦争を終結させるんだ」、テレスはサークに司令部の制圧を命令する。ダイラガーの攻撃を待つまでもなく、脱出して民衆のリーダーになったテレスにより、圧制を敷いていたガルベストンの政府は民衆の手で倒されようとしていた。
カポネーロ 「現在の戦況は、我が方に有利とは言えなくなっております。敵は、すでに地下都市を進撃中であります。ガルベストン星の命も、刻々と終わりに近づいていることを考えると、、今のうちに、脱出すべきではないかと、、」 「カポネーロ! わしは動かん!」、ゲリラがついに王宮まで押し寄せてきたという報告を受け、カポネーロは皇帝に再び脱出を勧める。しかし、皇帝の意思は固く、隊長のドランを皇帝の護衛に残し、カポネーロらはガルベストン星再興を皇帝に約束して王宮を脱出する。すでにテレスたちが王宮にまで踏み込んでいた。
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■キャラクター紹介 | ||||||||||||||
カポネーロの側近である警護隊長、カポネーロらの身代わりに王宮に居残り、王宮に侵入してきたテレスらのゲリラに抗戦する。その戦闘で負傷し、テレスと対峙した皇帝を見守るが、皇帝を射殺しようとしたテレスを射殺しようとしてサークに撃ち殺される。倒れ際の彼が放った銃弾が皇帝コルセールを撃ち抜いたため、結果的に意図しなかったとはいえ、彼が皇帝を射殺したことになる。登場した最後の隊長クラスの将校。 | ||||||||||||||
■今週のバトルアタッカー | ||||||||||||||
軍事施設に配置されていた本星4号は巨大な鉤爪による格闘戦を得意とするアタッカーである。本星2号とともにダイラガーに組み付くも振りほどかれ、ミラクルビームの餌食になった。
旧市街に配置されていた本星5号は巨大なハンドキャノンを持つ長距離支援型である。ダイラガーを砲撃しようとしたが戦車を投げつけられてキャノンが誘爆し、電磁ビュートで切り裂かれて爆散した。
中心街近くの本星6号はビームとソード戦を得意とする両用型である。7号と8号に攻撃されているダイラガーに格闘戦を挑もうとしたがダイラガーが蹴りあげた鉄球で損傷し、ソード戦を挑んだがラガーソードに切り裂かれて爆散した。
8号と共に中心街に布陣していた本星7号はビームでダイラガーを攻撃したがミラクルビームの反撃を受けて転落して大破した。以降、破壊されたと思われる。
7号とともにダイラガーをビーム攻撃した本星8号はシイラ隊の歩行戦車型に似た双頭のアタッカーである。スピンカッターで頭部を切り取られ、6号とともにソード戦を挑んだが、ラガーソードを突き刺されて爆散した。
本星9号はカポネーロらが脱出に用いたアタッカーである。他の機体にはない頭髪や、内部には玉座が設けられているなど、要人(皇帝)脱出用に作られた機体で、性能的にはおそらくダイラガー以上の最高級の機体だと思われるが、乗機したカポネーロが脱出を優先させたため、ダイラガー相手には全く相手にならないまま一方的に撃破された。
ゴメス 「ん! ダイラガー!」
ウォルター 「安芸! まだバトルアタッカーが残っているぞ!」
キーツ 「おっ! 逃げてくぞ! 大物が脱出するんじゃないのか?」
安芸 「そうはさせるか! たあっ!」 ゴメス 「カポネーロ! なぜ戦わんのだ!」
安芸 「うおっ!」 ゴメス・ベンチュラ 「おわああーっ!」 | ||||||||||||||
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