◇MUDDY WALKERS
機甲艦隊ダイラガーXV(1982) 各話レビュー | ||||||
■第22話「テレス司令失脚」 | ||||||
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■あらすじ | ||||||
ついにガルベストンと戦う決意を固めた銀河警備軍、しかし、ガルベストンの熾烈な攻撃は続いている。穏健派の前線基地司令テレスが解任され、後任のルチアーノは全軍に地球軍攻撃を命令する。 | ||||||
■見どころ | ||||||
ジゴローネの来訪以降レームダックと化した司令官テレスとその司令部、ラフィットは公然と司令官に歯向かうようになり、地球軍基地をミサイル攻撃する。が、そんな部下の専横を止める力はテレスにはなかった。そんな時、前線基地に大艦隊が到着し、テレスは本星守備軍司令ルチアーノが自分の後任に着任したことを知る。タカ派のルチアーノはテレスとは正反対の方針を掲げ、全軍に地球艦隊撃滅を指令する。
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■キャラクター紹介 | ||||||
テレスの後任として赴任したガルベストンの守備軍司令(タカ)、守備軍の編成上の位置づけは分からないが、後に赴任する高官にこれ以上の地位を推認させる将校がいないため、テレスよりも格上の司令クラスの将校と思われる。総司令のカポネーロとは同姓で、総司令同様タカ派の人物。地球との対話を重視するテレスの方針を撤回して地球攻撃に重点を置き、27話では地球の宇宙要塞を破壊し、30話では地球本土の攻撃作戦も立案する。32話で前線基地を攻略に来た伊達艦隊と交戦し、要塞に潜入したラガーチームの仕掛けた爆弾が爆発して死亡する。 ラガーガードを護衛する護衛艦隊の指揮官、軌道上でラフィットの艦隊を迎え撃ったが多勢に無勢で艦隊はほぼ壊滅する。全滅したという描写はなかったため、生死は不明。 | ||||||
■今週のバトルマシン(1分50秒) | ||||||
ラフィット隊のバトルマシン第7号、20話の第6号から同隊には他隊と毛色の違う斬新なマシンが配備されているが、このマシンはテレスに代わり前線基地司令に就任したルチアーノが持参したマシンと思われ、これまでのマシンとは関節部の構造が異なっている。2本の腕と下腹部に結節された4本の足を持つ構造は従来になかったものである。武器は装備しておらず、上部胴体から噴射する溶解液が唯一の装備である。もちろんこんなマシンでダイラガーに歯が立つはずもなく、味方に砲撃されて制御不能になったところを安芸に一刀両断され、ラガーソードの露と消えた。
「メインエンジンを狙え!」
(発進してラガーガードに取り付く) | ||||||
■ラガーマシンの武器 | ||||||
ラガーマシンは巡航状態ではクウラガー、リックラガー、カイラガーのラガー形態で飛行することが多いが、その状態での武装を解説する。
何のことはない、ラガーマシン各機の武器をそのまま使っているだけである。もう少し合体のメリットを強調して欲しかった。
唯一合体のメリットを認められる武器、高出力の放電で広範囲に敵を掃射する。リックラガーは3ラガー中もっともパワフルな機体である。
各ラガーの武器ですらなく、隊長機キーツマシンの固有装備である。なお、この爆雷はダイラガーに合体しても使うことができる(ダイラガー爆雷)。 | ||||||
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