◇MUDDY WALKERS
機甲艦隊ダイラガーXV(1982) 各話レビュー | ||||||||||
■第19話「赤い月が昇る」 | ||||||||||
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■あらすじ | ||||||||||
探査目標である惑星Kでラガーチームは明らかに先住民の存在を示す廃墟を目にする。棄てられた高度文明の残骸に、ラガーチームの面々は星の住人の行方に疑問を持つ。一方、ガルベストン前線基地では、テレスが父親である内務長官テスと話していた。 | ||||||||||
■見どころ | ||||||||||
惑星Kに到着したラガーガードと支援艦隊は地球から基地建設の命令を受ける。銀河探査の任務を継続している彼らにとって、中間の補給基地は絶対に必要なものだった。ガルベストンの介入を懸念するクルーたち、伊勢は調査の上判断するとし、ラガーチームに惑星の探査を命じる。
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■キャラクター紹介 | ||||||||||
テレスの父のガルベストンの内務長官(ハト)、まるで光の国のようなキラキラ光るバックに、ウルトラの父のようなふさふさと髭を生やした容貌で登場するが、彼の星ガルベストンはM78星雲にある国とは異なり、地表は放射能嵐に襲われ、住民は地下都市に避難して星の余命はあと1年という悲惨な状態にある。ガルベストンには放射能除去装置を送る謎の美女の存在もないので、テスは首都の治安に責任を持つ内務長官として絶望的な状況にある国民を鼓舞しつつ、息子テレスに可住惑星の発見を急ぐように伝える。カポネーロの陰謀に陥れられて内務長官の職を解かれるが、後に皇帝コルセールの指示で復帰する。ガルベストンの良心であり、市民の信頼は厚い。 | ||||||||||
■今週のバトルマシン(1分30秒) | ||||||||||
ラフィット隊のバトルマシン第5号、18話の対ダイラガー用にガルベルトン帝国の科学の粋を結集して作られたマシンF(ラフィット4号)には同型機が存在する。2足歩行機能にゲド譲りの高性能アーム、充実した装甲、強力な爪と拡散ビーム砲を持つが、特筆すべきは過去に散々煮え湯を飲まされたダイラガーに対抗すべく装備されたバトルマシン初のスピーチ(しゃべる)機能である。
「グヘヘヘヘッ! 殺せ! 奴らを殺ればダイラガーにはなれないのだ!」 | ||||||||||
■16人いる? ラガーメンバー? | ||||||||||
3.は4と比較すると大柄で体格の良い人物と分かるが、陸奥を除く4人で体格の良いのはカッツと甲斐の二人である。しかし、3の人物を見ると頭髪がラウンドしており、この特徴に当て嵌まる人物はカッツただ一人である。そういうわけで、3.はサルタ・カッツ、また、4.の人物は角刈りであり、この特徴を持つのは残りでは甲斐である。というわけで4.は甲斐シノブ、そして謎のメンバーは見たところ地球人のようなので5.はショータ・クロイツと容易に判別できる。
ラガーチームでチャッカーの次に体格が良い丸刈りはカッツ。
微妙だが、角刈りはこの男しかいないので。
影だけではほとんど判別付かないが、地球人でないのはクロイツ。
カッツと並ぶ無言キャラ、背景キャラの二大巨頭であるカラテヤは彩色を間違われたり、黒ベタや背丈などかなりいいかげんに描かれる例が多い。
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