三惑星連合 地球と太陽系近辺のサラ星、ミラ星の三惑星が同盟を結んで成立した恒星間国家、首都は地球に置かれ、自衛軍として銀河警備軍がある。ラガーガード計画を推し進め、ダイラガーとラガーガードを銀河系中心に送り込む。
ガルベストン帝国
第8恒星系でラガーガードが遭遇した謎の宇宙艦隊、母星や基地の所在等詳しいことは一切不明である。青色の肌に赤い目の地球人とは異なる人種であり、指揮官はマントに鎧のような戦闘服を着用している。下級兵士は宇宙服を兼ねた防護ヘルメットを常に着用しており、軍事国家であることを伺わせる。強力な戦艦の他、小型戦闘機やバトルマシンで武装しており、特に各艦隊に一台配備されているバトルマシンは地球艦隊を大いに苦しめた。最初に遭遇した艦隊の指揮官はラッカル、後に上官のテレスや他の将星も登場し、地球側以上に個性的なキャラクターで視聴者を惹きつけた。
銀河警備軍
ラガーガードのクルーやダイラガー操縦士が属している三惑星連合の軍事組織、ガルベストン側からは地球艦隊と呼ばれている。宇宙要塞を持ち、戦艦など数百隻規模のかなりの艦隊を擁している。銀河で唯一ガルベストン軍に対抗し得る宇宙戦力。本部は地球に置かれているが幹部は地球人、長官の若狭や総司令の出羽など日本人が多いようである。
機甲艦隊
銀河警備軍の宇宙艦隊、ガルベストンに襲撃されたラガーガードを救援に駆けつける。指揮官は赤城司令、ガルベストン艦隊に対抗できる戦力を持つ。
ラガーガード計画
銀河の宇宙図を作成し、未知の生命体との交流を目的に銀河警備軍を中心として探査船を派遣する三惑星連合の計画。中心となる母艦ラガーガードのクルーは各惑星から選抜されている。征服や侵略を目的としないという目的はそういう目的でない敵手であるガルベストン側からは羨望と嫉視の目で見られており、「平和の使者のような素振り」、「いいカッコ付け」、「偽善者」などと揶揄されている。
ラガーマシン
ラガーガードに搭載されている15機の探査マシンの総称、最初はラガー1とか5とか呼ばれていたが、機数が多すぎて混乱するため、後は「アキマシン」、「パティマシン」など搭乗者の名前で呼ばれるようになる。搭乗者は陸海空の3つのチームのどれかに属しており、各々チーフと呼ばれる指揮官がいるがクウ・ラガーチームの安芸マナブが全チームの指揮官である。ほか、カイ・ラガーチームのチーフとしてミランダ・キーツ、リック・ラガーチームにウォルター・ジャックがおり、各々のチームを束ねている。
バトルマシン
各艦隊に1機配備されているガルベストン側の決戦兵器、ダイラガー同様の規格外の戦闘力を持つ兵器であり、ダイラガー以外の宇宙艦隊や戦闘機ではほとんど対抗できない。地球側のバトルマシンであるダイラガーとの戦いは作品の見せ場の一つである。各前線基地に工場があり、一台一台手作りで組み立てられている。発進の際にはテーマ曲が鳴り、眩しい透過光と両腕を挙げてパワーを誇示する演出により強力な兵器であることが示唆されている。
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