◇MUDDY WALKERS
■私は貝になりたい(2008)
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スト−リ− 高知の海辺の小さな町で散髪屋を営む清水豊松(中居正広)。妻の房江(仲間由紀恵)との間には一児(加藤翼)に恵まれ、つつましくも幸せな日々を送っていた。しかし戦時中とあって食糧事情は厳しく、町でも次々に男たちが招集されていく。そしてついに、豊松の元にも召集令状が届き、彼は兵隊として厳しい訓練を受けることになる。配属されたのは本土の部隊。空襲が激しくなったある日、米軍の航空機が墜落したとの知らせが入る。搭乗員2名は捕らえられ、「適切に処理せよ」という矢野中将(石坂浩二)の曖昧な指示から、2名の米軍兵士は殺害されることになる。彼らを殺害するよう命令を受けたのは、部隊の落ちこぼれだった滝田(荒川良々)と豊松だった。 | ||
レビュー 1958年にテレビドラマとして放映され、大きな話題となった作品のリメイクである。翌年には映画化され、またその後も何度かテレビドラマや映画としてリメイクされてきたようだ。それだけインパクトの強い作品だということははっきりしている。何よりもタイトルが印象的だ。無実の罪を着せられた戦犯の話だということは知っていた。あまり興味をそそられる題材ではないのだが、このように有名な作品のリメイクという話題性で、試写会に行かせてもらったのだ。 | ||
MUDDY WALKERS◇