◇MUDDY WALKERS
■アイ,ロボット I,Robot
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スト−リ−アイザック・アシモフの古典SF「われはロボット」が原作。今から30年後の近未来が舞台のSFアクション。2035年、家庭用のロボットが人間のパートナーとして普及し、人間に変わって犬の散歩をしていたり、宅配便を届けていたりするのが、日常の光景になっていた。どこの家庭にもロボットが1台あるのが当たり前という中にあって、どうしてもロボットを信用できないのが、シカゴ市警殺人課の刑事、スプーナーだった。その日も、道で女性のハンドバッグを持って疾走しているロボットを見かけ、「ひったくりだ」と思った彼は必死で追走してバッグを奪い返そうとする。しかしそのロボットは心臓の悪い女主人に頼まれて、家から薬を持ってきたのだった。ロボットは「ロボット三原則」がインプットされており、決して人間に危害を加えることはないのだ。この一件で上司からすっかり呆れられてしまったが、そこに驚くべき事件が飛び込んでくる。ロボットを製造・販売しているU.S.ロボティックス社で、ロボット工学の第一人者であるラニング博士が、何者かに殺されたのだ。ラニング博士はビル内部の自室から階下へ墜落死したのだが、その場に居合わせたのは、最新型の「サニー」と名乗るロボット一体だけだった。ロボット心理学者のスーザン・カルヴィン博士は「自殺だ」と断定するが、スプーナーはその状況に疑問を抱き、捜査を始める。すると、次第に、最新型ロボットに恐るべき能力がそなわっていること、そして最新型ロボットをめぐるU.S.ロボティックス社の陰謀が明らかになってくる。最新型は、「ロボット三原則」が破られている・・・つまり、人を殺すことができるのだ。U.S.ロボティックス社の陰謀とは何なのか、そしてラニング博士の死の真相は? | ||
レビュー
高校生の頃、アシモフにはまっていた。しかし、その頃にこの映画を観てたら、どう思っていただろう。「原作と違うし、ラストはわけがわからない」と思っていたかもしれない。今このときに観ることができて、良かった。これは一方的な私の事情による。 | ||
MUDDY WALKERS◇