◇MUDDY WALKERS
■フィールド・オブ・ドリームス FIELD OF DREAMS
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スト−リ−レイ・キンセラ(ケヴィン・コスナー)は37歳。父親に対する反発から家を出て遠く離れたカリフォルニア大学バークレー校に進学。学生運動にあけくれ、そこで出会ったアニー(エイミー・マディガン)と結婚。アイオワに農場を購入して農業を始める。以来平凡な人生を送っていたが、ある日トウモロコシ畑で奇妙な声を聞く。「それを作れば、彼はやってくる」…。それとは何か?彼とはだれか?はっきりとは分からないまま、レイは「そんな気がする」ということで、妻を説得してトウモロコシ畑の一部を潰し、ナイター施設のある野球場を造った。しかし、誰もそこにはやって来ないまま冬がきて、また夏になった。望みを失いかけていたある日、一人娘のカリンが、外に誰かが来ているのに気付く。レイが外に出てみると、そこには八百長疑惑で球界から永久追放された伝説の名選手、シューレス・ジョー・ジャクソン(レイ・リオッタ)が…。 | ||
レビュー この映画は、原作本を先に読んでいて、その話が好きだったので観に行った。驚いた。原作も面白いが、涙を流すようなことはなかった。しかし映画は違った。1回目に観たときはストーリーを追うのに夢中になっていて、最後に思わず涙ぐむぐらいだったが、2回目に観たときはハンカチが絞れるほど泣いてしまった。映画の中で“声”が語る「心の痛み」を、私も持っていたからかもしれない。 | ||
MUDDY WALKERS◇