◇MUDDY WALKERS
ATZ用語集 |
あ |
スペースノイドと同じく原作の定義は曖昧だが、本作では「三世代以上地球に定住している連邦市民でスペースノイドと婚姻した者を除いた者」である。右記の人物以外ではエマ・シーン、ジェリド・メサなどが典型的なアースノイドである。連邦以外では単純に「連邦市民」という意味である。(小林) サイド5、ソロモン共和国領域内のオルドリンの北西800キロにある初期型のオニール型コロニー。独立した領空と自治権を持つ。人口は20万人。防衛はソロモン共和国が提供しているが、ソロモンとの間には条約が締結されており、ソロモンにはアウラン・ガーバードへの船舶の立ち入りを阻止する権限はない。エウーゴの要塞化を目論むクワトロ・バジーナとソロモンの作戦部長マシュマーとの間で頭脳戦が展開された。 サイド5にあるタイタニア共和国の首都。タイタニア指導層はここから遠く離れたタイタン植民地を支配していた。タイタニア崩壊後はコロニーは競売され、住民はソロモン共和国に編入される。(小林) ガンダムの悪の貴公子シャア・アズナブルの異名。赤色に塗色された彼のザクの飛行する様子が彗星のように見えたことによる。ガンダムには一度も勝っていないが、番組ではシャアはガンダムの強敵として主人公らに意識され、テーマ曲まで作られている。本人も意識されることに疲れたため、後にクワトロ・バジー ナにダウングレードしている。(小林) Zガンダムに登場したネオジオンの宇宙要塞。巨大な小惑星に核エンジンを付けて小惑星帯から地球に侵攻した。実はネオジオンの潜伏場所であり、潜伏時代のシャアの物語は北爪弘幸作「CDA・赤い彗星の肖像」で詳しく描かれている。本作ではやはり存在するものの、資源開発のために地球近郊まで運ばれた後に放棄された小惑星であり、要塞化まではされておらず、核エンジンも搭載されず、守備隊も千人程度と小規模なものになっている。第二部でハマーンに反旗を翻すコルプ将軍はこの小惑星の守備隊長だった。(小林) 月のグラナダに本社を置く巨大コングロマリットで、オーナーはメラニー・ヒュー・カーバイン。町工場だったアナハイム電器工業をほぼ一代で自動車からモビルスーツの製造まで手がける巨大企業に成長させた。連邦警備隊の下部組織でティターンズによる官製テロに対抗すべく創設されたエウーゴを支援しているが、それはオーナーであるメラニーの持つ思想によるものである。彼はコスモ共産主義の活動家、ネロ・バートンの親友で、バートンの死後も彼の人民主義運動を支持し続けていた。 オルドリン第2宇宙港を出たエレベータの乗降口近くにある喫茶店。その看板は、オルドリンを訪れた人が最初に目にするものの一つとなっており、この都市の、大ざっぱで陽気な雰囲気を伝えている(らしい)。 サイド2最大のコロニーで、旧ガイア自治共和国の首都星。およそ300年前に建造された歴史あるコロニーで、技術的に未成熟であったことから、周辺に数個の環境維持コロニーを必要とした。 太陽系の最果て土星に領土を持つタイタニア共和国はメタンの大気とエタンの海を持つタイタンの豊富な天然資源を採掘するプラント群を維持している。アルバータと呼ばれるプラントは4基の採掘・精製基地を持ち、各々タンカー係留用の高さ1キロ程度の尖塔を有している。(小林) マ・クベによって創設されたジオン公国の秘密情報組織。ハマーンの婚約者だったマチアス・フォン・フリッツが幹部を務めていた。 コロニー同盟首都星オルドリンの港湾施設の一角を占める同盟最大の軍事基地で同盟第1、第2艦隊の母港。充実した港湾設備を持ち、戦艦から宙雷艇までの同盟軍のあらゆる艦艇・装備に対応した一大軍港。同様の大軍港にはジオン公国の「ハーフェン」、サイド4の「ロンドベル」などがある。(小林) |
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