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機動戦士Zガンダム第24話「反撃」遠藤明吾

あらすじ
 占領されたフォン・ブラウン市を調査すべく、カミーユは民間人を装って市に潜入する。一方地球ではブレックスが「政治家は全て宇宙に住むべきだ」の議案を携えてシャアと共にダカールの連邦議会にあった。カミーユはジェリドに捕らえられ、ホテルに投宿したブレックスをティターンズの刺客が襲う。そして、月ではヤザン・ゲーブル中尉が航行するアーガマを視界に捕らえるのだった。

Aパート:カミーユブラウン市潜入、ブレックス暗殺
Bパート:ブラウン市市街戦、ヤザン登場

 オープニングの歌が変わるのがこの回で、やはりこういうイベントをここで持ってくる所を見ると、アポロ作戦はターニングポイントとしてもっと深刻に描かれなければいけなかった戦いだったのだろう。が、「反撃」というタイトルが付くほど深刻な戦いには見えなかったのでオープニングも気だるい感じがするが、実は秀作で期待を裏切られる回である。

珍しく密度の高いストーリー展開
 話には力が入っている。Zガンダムの脚本は全般的にごく少ないイベントを無理に引き伸ばして一話を構成していた観が拭えなかったが、この24回だけは例外で、前半10分間にシャアのダカール上陸、カミーユの潜入劇にブレックス暗殺、ヤザン登場までが含まれており、筆者も唸らせる高密度なストーリーになっている。また、後半の市街戦ではZガンダム史上初めて、「戦争に恐怖する一般市民」が登場し、気圧が下がると自動的に取り出される酸素マスクなどディテール面でも描くべきものをちゃんと描いている様子が伺える。このレベルで最初から最後までやってくれればという優れた脚本だが、すぐ後に破綻するのはいつもの話である。脚本は遠藤明吾、他の大野木寛、鈴木裕美子と同世代のこの作品で起用された若手脚本家だが、フォウのエピソードを担当したのも彼で、右二人とは格の違いを感じさせる。この遠藤氏はZ後半では比較的多用されているが、心理描写に秀でたものを持っている。ラストの泣き出すファなど、タイミングといい見事の一言である。

カオルのひとこと:地球連邦の首都ダカールで開かれる連邦議会の場に、クワトロとブレックス准将が姿を見せます。ブレックスはエウーゴの司令官ですが、姿を見るのはすごい久しぶり。ジャブロー作戦前から全然見かけませんでしたが、どこで何をしていたのでしょうか。クワトロと一緒に議会に出席していますが、ちょっとこれだけでは立場が「?」です。一方アーガマでは、ティターンズに占拠された月の重要拠点フォン・ブラウン市を奪還すべく動き出します。カミーユは敵情視察のために単独でフォン・ブラウン市に潜入。いろいろあってやはりフォン・ブラウンにやってきたジェリド・マウアー組と鉢合わせして生身の追撃が開始されます。



全話を通してみると失敗作ながら、スタッフの才能の片鱗は随所にうかがえる
 ただし、脚本家はしょせん脚本家であるという限界を感じるのもこの回で、本格的な戦争ドラマよろしく多くの事象が並行して進んでいくというこの位置だからこそ彼も手腕を活かせたという評価もできる。遠藤氏の担当した他の回が全て秀作というわけではないからだ。フォウを初めとするエピソードにそれがあるように、なぜか偶然カミーユとジェリドが鉢合わせるなど、リアリティという点から見るとご都合主義という話もあるし、過度に感傷的でむしろ痛かったというエピソードも少なくない。しかし、Zガンダムは作品こそ失敗作だが、メカやキャラデザインの優秀さなど、そこに集っていた才能は決して劣ったものではなかった。

カオルのひとこと:議会では、地球連邦軍の指揮権をティターンズに渡す方向に傾いている、とクワトロは嘆いています。ブレックスは無駄を承知で「政治家達を宇宙移民させる」議案を緊急動議で提出しようとしますが、その前に暗殺されてしまいます。死の直前にエウーゴの指揮をクワトロに託したブレックス。一方月では、ティターンズの新キャラ、ヤザンがアーガマを発見して奇襲を仕掛け、戦闘はフォン・ブラウンの市街戦に突入。戦闘に巻き込まれて逃げ惑う市民の姿が緊迫感を盛り上げます。

 筆者も自分の作品を持っているが、ここまでの展開で同じZの設定を前提としつつも、本作のあまりの内容の薄さとその格差から、筆者はこの程度の作品を相手にするのに「鶏を割くのに牛刀を用いた」のではないかと実は疑いを持っていた。筆者ならこれは最低線で、さらに高い密度を脚本家に要求するが、それが可能と筆者に納得させた点、前半のベストエピソードと評価したい。
(レビュー:小林昭人)

カオルのひとこと:ジェリドに追いかけられて逃げ惑っていたカミーユは、こっそりついてきたカツに(都合良く)窮地を救われ、市街戦が始まってシェルターに逃げ込んだら、これまた偶然にもジェリドと再会。世間は狭いな、という感じですが、シェルター内での二人のいがみ合いは市民公開のもとで行われたため、一般市民がティターンズを敵視しエウーゴに同調している様子が始めて描かれます。エウーゴの決死の戦いでティターンズの戦艦アレキサンドリアは撤退を余儀なくされますが、一方地球上では議会が連邦軍をティターンズの管轄下に入れる法案を可決。フォン・ブラウンに潜入したカミーユとジェリド、アーガマに奇襲を仕掛けてはじまる対ヤザン隊との戦闘、そして議会をめぐるクワトロとブレックスの動きと、様々な要素が同時進行で進んで行く展開は、久々にのめり込める内容。ここまでのワンパターンがウソのようですが、前の話がアレなだけに、次はどうなるのか…。流れに乗ってグングン盛り上がっていって欲しいところですが。

評点
★★★★★ ゼータガンダムのベストエピソード。(小林)
★★★★ 前話とは見違えるほど展開が早く面白い。これが続けば良いのに…。(飛田)


関連レビュー「ZZ第24話 南海に咲く兄弟愛」脚本:鈴木裕美子

あらすじ
 地球に降り立った戦艦アーガマ、しかし、地球はネオジオンにすでに制圧されており、アーガマは新型モビルスーツ「カプル」の攻撃を受ける。漁港に入港したアーガマからジュドーは妹救出に脱走する。漁村でタマンとアムの漁民兄弟と知り合ったジュドーだが兄タマンはジオン軍の工作員だった。

Aパート:地球に降りた戦艦アーガマ、漁民兄弟登場
Bパート:カプルのアーガマ攻撃作戦、ZZ対カプルの水中戦

コメント
 ああ、また始まった冒頭の悪の作戦会議、音楽までZと同じじゃないか。連邦首都ダカールを占拠したネオジオン軍が元ティターンズの残党もネオジオンにとかでたらめなことを言っている。ジジイは死ねと思いつつ続きを見る。「局地戦用モビルスーツ」とか何やら懐かしい言葉が。そしていかにもこりゃ兄貴死ぬなといったノリで漁民兄弟のタマンが登場する。ところでジオン軍が使っているあのザクはハイザックなんでしょうか、それとも旧ザクの派生型なんでしょうか。ZZはやっぱり水中戦でも強かったという24話だが、このカプルは後で別の番組(ターンA)で活躍するのだった。こりゃダメかなと思っていたが、予想に反して兄がしっかり者で死ななかったのは好評価。これで死んだら★一つにしようと思っていた。
 どうも様子を見るに、首都ダカールに着くまで本筋に絡まない小話をいくつかやってくれそうなので、前話と前前話の展開で欝になりそうだった筆者も気を取り直す。これだったらまあ、せっかく良くなった脚本家の腕もまだ生かせるか。実はこの話以降10話ほどは筆者は今回が初見である。放映当時はとても見る気がしなかった。 (レビュー:小林昭人)

評点
★★★★  まさか付けるとは思わなかったが、認めないわけにはいくまい。


関連レビュー「ガンダムAGE第 24話 Xラウンダー」脚本:加藤陽一

あらすじ
 反逆罪の刑期を終えたグルーテックは出所後、酒場でフリットと再会し、軍の中に造反者がいることを指摘する。詳細は翌日話すと約束して二人は別れる。気分転換のため外出したアセムはゼハートと再会し銃口を向けられる。コロニー外で戦闘になり、アセムは新兵器ダブルバレットを装着してXラウンダー部隊と戦い敵を圧倒するが、ゼハートと対決するのは父フリットであった。

Aパート:グルーテックとフリット再会、アセムとゼハート再会
Bパート:Xラウンダー部隊対ウルフ隊、フリット対ゼハート

コメント
 Zガンダムには毎回決まりきったパターンがあったが、AGEにもその傾向が現われてきた。前半はアセム周辺のエピソード、後半はほぼ戦闘で終わる、というパターンである。それでも今回多少は見られるお話しになっていたのは、反逆罪で収監されていたというグルーテック艦長の存在によるところが大きい。唯一ドラマを感じさせるキャラで、なぜ彼を主人公にしないのかと惜しまれる。
 刑務所内で収集した情報によると、連邦軍にはヴェイガンに通じている者がいるらしい。それはともかく、グルーテックの過去話はなかなかに惹き付けられるものがある。ヴェイガンの本拠地を突き止め、軍の命令に逆らって攻撃作戦を決行したという強者なのだ。もしかすると、その内通者というのはかなりの上層部にいるのかもしれない。それはいいとして、本拠地もわからないヴェイガンから、潜入者を続々受け入れてしまう地球連邦もいい加減なものである。そもそも、この世界は太陽系のどこらへんまで開発が進んでいて、惑星間の交通はどうなっているのか、地球連邦の統治はどこまで及んでいるのかなどまったく分からないので、この辺りの話は正直、またその場限りの付け焼き刃、と思ってしまう。案の定、詳しいことは考えていないらしく、グルーテックはフリットに「詳細は明日話す」と言って二人は別れる。
 息子の方は、親父がガンダムで出しゃばってくるのが面白くなく、反抗期に突入している。ソロンシティの街中をブラブラしていて、ふと出くわすのが旧友にして敵の総司令官、ゼハートである。ゼハートは、どうやらアセムが戦場に出てくると調子が狂うらしく、ここで消してしまう魂胆で近づいてきたのだ。銃口を向けられるアセムに「待って」とヒロイン、ロマリーが登場。お遊戯のような三角関係に目を覆いたくなってしまった。こうして、後半お約束の戦闘に突入する。今回の見所は、多分ガンダムAGE2の新兵器「ダブルバレット」のはずだったのだろうが、またもや親父フリットが出しゃばってゼハートと戦い出すので、主人公のアセムは新兵器で雑魚を片付けるより他にすることももない。これでは、肝心のプラモデルも売れないだろう。いまだにAGE1で親父が出てくるのは、AGE1の在庫をさばくためかもしれない。私には、1も2もさっぱり区別がつかないが。
 親父フリットの活躍でヴェイガンは撤退。そして案の定、翌日約束の酒場にグルーテックは来なかった。ここで殺してしまったら、この後誰がこの物語を引っ張っていくのだろうか。ちなみに殺したのは25年前にグルーテックに父親を殺された少年であった。この世界では暗殺者も世襲制なのである。

評点
★★ 貴重な燃えキャラを殺してしまって、この先やっていけるのか?


関連レビュー
「宇宙戦艦ヤマト2199第24話 遙かなる約束の地」
脚本:大野木寛

あらすじ
 ついにイスカンダルに到着した戦艦ヤマト、しかし、女王スターシャは彼らにコスモリバースシステムの引き渡しを拒絶する。途方に暮れるクルーに看護婦の原田はイスカンダルの海での水泳大会を提案する。

Aパート:イスカンダル到着、水着大会
Bパート:リバースシステムの謎、古代守の遺言

コメント
 盛り上がらない大決戦の後、ヤマトはガミラスを後にしてイスカンダルに到着するが、彼らを出迎えたスターシャの態度はつれないものである。渡した設計図を悪用し、波動エネルギーを転用した兵器を持つヤマトは彼女には許せない存在であった。リバースシステムの引き渡しを拒否された古代らは看護婦原田の提案でイスカンダルの海で憩いの時を持つ。ユリーシャは森雪にリバースシステムの秘密を明かすが、それはただの環境再生システムではなく、稼働に「星のエレメント」を必要とする機械であった。そのためにヤマトにイスカンダルまで来てもらう必要があると言った彼女は雪を抱擁する。
 ヤマトのスーパーガール、森雪の正体がまた分からなくなる挿話である。2199でのこの女性は旧作のような良家の子女ではなく、記憶を失った人形のような存在である。一応土方により、彼女に両親がいたことは示唆されているが、ユリーシャの接し方はかねがねファンの間で噂されていたもう一つの説、雪が彼女のクローンでリバースシステムの人柱、エレメントとして生まれた女性なのだと示唆するものになっている。そうでなければ、彼女がわざわざ雪だけ呼び出して秘密を説明する理由は不明であるし、抱擁も意味のないものである。いずれにしろ、スターシャは迷った挙句にシステムの引き渡しを決めるので、この辺はロクに説明もされずにサラリと流れてしまう。
 イスカンダルでのもう一つのサプライズは旧作でも第一話で戦死したはずの古代守の生存だが、2199では守は冥王星でも死んだが、運ばれてきたイスカンダルでももう一度死んでおり、ヤマト到着時には草葉の陰である。介抱したスターシャと彼の関係はユリーシャには思わせぶりな挿話を入れるスタッフも適当で、実は良く分からない。スターシャが守の元恋人新見を知っていたというのも、またメアリー・スーかよと余計な夾雑物を入れられた気分になる。守は死んだ後、イスカンダルの科学でリバースシステムの核にもなる光の玉にされてスターシャに愛玩されていたようだが、システムの光の玉予定者はすでに森雪という別の女が確保されていたので、この余計な地球人古代守の存在は別に死ななくても良かったじゃないかというものである。石津などゆきかぜの他のクルーは別に玉にされていないので、これは多分古代守の遺志だろう。つまり、彼は人柱システムの実際を知っていたということになるのだが、ストーリーには別に絡むことなく、守はさも当然のようにリバースシステムの核としてヤマトに積み込まれていく。改造に伴い波動砲は封印され、戦艦ヤマトは最大の武器を失うが、ガミラスはすでに敵ではないので、この兵器ももはや無用の長物である。
(レビュー:小林昭人)

カオルのひとこと:あっちが「たった一人の戦争」なら、こっちは「たった一人の王国」だ。なぜこうなってしまったのか、ヤマトのクルーが誰も不思議に思わない不思議。スターシャの冷たさに心も凍る。

評点
 まるで墓場のような陰気なイスカンダルに辟易(小林)
 なんだかんだで、遊びに来たようなお気楽な話に拍子抜け(飛田)


関連レビュー
「Gのレコンギスタ第24話 宇宙のカレイドスコープ」

あらすじ
 ジット団から新兵器ユグドラシルを手に入れたマスクはバララをアメリア艦隊襲撃に差し向ける。一方アメリアのグシオンはドレッド艦隊との停戦を画策する。

Aパート:パララ出撃、グシオンの停戦工作
Bパート:ユグドラシル大暴れ、ドレッド死す

コメント
 そもそも誰がどう動いているのか分からないピタゴラアニメのレコンギスタ、主人公サイドは戦いでカシーバ・ミコシと法王を奪い返し、策士グシオンはドレッドと停戦を画策する。ああ逆シャアだなと思いつつ、少しばかり廻りくどい戦いが続き、ドレッドとグシオンはユグドラシルの露と消え、パララもGセルフのアサルトパックに撃破される。
 レコンギスタの戦いの場合、出てくるのは主役のベルリも含めて全てプロの職業軍人で、普通のこの種の戦いに見られるような祖国防衛の信念はなく、全員スコード教徒なので憎み合う関係でもないことがある。パララがユグドラシルで奮戦したのも自分を捨てたマスクへの当てこすりだし、他に戦う動機といっても宗教のせいで野心も希薄なこの世界の住人の場合、戦いと言っても新兵器の展覧ショーとなり、そもそもあまり死なない。つまり、ここで見ている戦いは第二次世界大戦とかユーゴ紛争と言った我々が知る戦争とは違うスタイルのものである。
 こういった戦いは実は以前はそう珍しいものではなかった。近世ヨーロッパの戦いではこういう光景が多くあり、戦いは互いの補給線を狙い合うチェス・ゲームに近いものであった。補給線を断ち、相手を撤退に追い込めば勝利なのであり、レコンギスタの戦いも本来はこの式が自然のはずである。が、そうでもないので、ここの戦いには番組の都合という事情しかなさそうだ。つまり、「争いの根を断つ」以前に、これはガンダム以前のロボットアニメへの先祖返りであり、争いそのものを描くことに失敗しているのだ。
(レビュー:小林昭人)

ユグドラシル:最近のバンダイ系作品は神話からネーミングを取ることが流行しているので、ユグドラシルは北欧神話の世界樹の名、同じようなものにアステカ神話の世界神ケツアルコアトルや中国の盤古などがある。が、バララの操るジット団製のこの兵器は外観が赤い三角オブジェといかにもリアルロボットらしくなく、樹木状に展開するビームの威力も見た目ほどではないので、元々兵器ではなく、宇宙世紀時代のデパートの催事用装置と思われる。このユグドラシルビームで敵を幻惑し、その間に接近してメガ粒子砲で狙撃する戦法を得意とする。広範囲に掃射する網目状ビームについてはこれはガンダム諸作品の装備ではなく、この作品では色々パクっている高橋監督のSPTレイズナーのレーザドライフルにその端緒がある。宇宙空間を高速でトリッキーに動くSPTを捕捉するには射線が直線のビームライフルはあまり効果的ではなく、高橋の作品では電磁波で狙撃地点を網目状に掃射する武器が考案された。レイズナーのレーザードライフルは低出力での直射ビームによる対人狙撃から対SPTまで使える優秀なビーム兵器だが、こういう兵器をついぞ考え出せなかった富野作品ではこれは盗用するより仕方のないものである。一応オブジェの形状を自分の処女作「勇者ライディーン」の格納基地と同型にすることですでに前科のあるパクリ批判を回避している。

評点
 三角オブジェ(ユグドラシル)がひたすらドカンバリンと壊している話。


その他のZレビュー
「機動戦士Zガンダム回顧録」 Z第24話レビュー
「パラレルユニヴァース」 Z第24話レビュー


関連リンク
An another tale of Z 第24話紹介
An another tale of Z 第24話「アライアンス作戦」(本編)

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